top of page

血脈 予告編

 

白の都ではここのところ敵の動きが影を潜め、穏やかな日々が続いていた。

この機会にと、ローハンから招待を受けたボロミアはエドラスに出向いており、正規の軍組織から離れ諜報活動の為ヘンネス・アンヌーンに駐屯する事が増えていたファラミアとはすれ違う事が多くなっていた。

そんなある日、久しぶりにドル・アムロスからイムラヒルがミナス・ティリスを訪れ、ファラミアは命日が近いという、亡き叔母イヴリニエルの墓参に向かうイムラヒルに同行する事になる。

初めて聞くイヴリニエルの話はファラミアに深い感慨を齎した。

bottom of page